2019来年度へ向けて
2018年度。
ITFジュニア、ITFプロサーキットを40週ほど回ってきました。
感覚的に言うと、休みなく、ほぼ一年間遠征に出ていた感じです。
この中で、世界のテニスは「どこを目指しているのか」、ITFを軸にアジア各国の動きを感じ、日本のテニスとの比較、課題、問題点等を自分なりに感じて来た一年でした。
まず、ITFジュニアのポイントを早急に獲得する目標にする事に変わりはありませんが、容易にポイントを獲得出来るとは限りません。
ある程度の、ツアー慣れ、ポイントを取りに行く遠征と、プレーの質(目標)を上げるための遠征を分けてのスケジュールが必要だと考えています。
時代に例えるならまずは、「国内で結果を出してから、ITFジュニアへ」と言う時代から、国内で、ある程度の結果を目標にする時には、ITFジュニアも同時に進めていく時代であると言えます。
日本人は、段階を踏みながら、進めていく性格のように感じますが、海外から見ていると、その分、日本人は、目先の「勝ち負けに、こだわり過ぎ」ていると感じてしまう事が多々あります。
結果に厳しくなり過ぎると、上手くいかなかった時の切り替えに時間が掛かっつてしまいます。
国際的にも、Step by Stepですが、その中で「負け」を引きずらない切り替えや、全日本ジュニアやインハイ等一本の道ではなく、広くトータル的に段階を踏んでいく事を考えています。
僕は、日本人として日本人のアイデンティティを理解出来るし、僕自身これまで様々な取り組みを行って来ましたが、最後は、国際的な考え方に学ぶところが多いと感じています。
来年から、ATP、WTAでプロの世界は大幅なリストラがスタートします。
その反面、ITFジュニアから、プロを目指す道が整備されスタートします。
これまでの経験上、日本は、例え全国大会に出ていなくても、多くの才能ある選手を有しているし、アメリカやヨーロッパに引けを取らないテニス大国であると感じています。
しかし、残念ながら、国際展開に引き上げるスピードが遅れたり、逆に、国際化を取り入れなかったりと、独特の環境でると感じています。
もちろん、様々な目標があっていいですが、国際大会への意識のボトムアップは、テニスのみならずスポーツ、芸術、音楽全てに関わる者たちの当然の責務であるはずです。
2019年もまた、今年以上に、海外にトライする、したいジュニアや選手たちと出会える事を楽しみに、明るく突き進んで行きたいと思います。
今年も大変お世話になりました。
そして、皆さんにとって、素晴らしい年末年始でありますように!
―――今週の遠征―――
―――来週の遠征―――
ITFジュニア オーストラリア G1
<2月~3月の遠征メンバーを募集します>
ITFワールドツアー
①カタール 3/4 – 3/10 M15(男子$15,000)
3/11-3/17 M15
②中国 2/18 – 2/24 W15(女子$15,000)
2/25 – 3/3 W15
3/4 – 3/10 W15
ITFジュニア
①ネパール 2/4 – 2/9 G5
2/11 – 2/16 G5
②カンボジア 2/18 – 2/23 G5
2/25 – 3/2 G5
③中国 2/19 – 2/24 G4
2/26 – 3/2 G3
④タイ 3/4 – 3/9 G1
⑤マレーシア 3/12 – 3/17 G1
⑥中国 3/10 – 3/24 G4
3/26 – 3/30 G3
HP「お知らせ」をチェックお願いします。
お問い合わせは、下記メールでお願いします。
macybkk@yahoo.co.jp
※Facebookでも遠征の様子をお伝えしています。
FB; https://www.facebook.com/masaaki.sawada
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