メキシコ遠征 11日目。
ITFプロCancun M15 予選
2週目の予選がスタートしています。
今日の予選初日は、2試合戦わなければいけません。
ポイントが無く、実力があっても、この暑さの中では、相当タフで厳しい一日になります。
先週同様、竜平は、ITFジュニアランクTOP100位以内に与えられる、ジュニアリザーブ枠3枠の中に入り、本戦からスタートです。
このジュニア枠がなければ、予選に出場する事も、予選に出場出来たとしても、予選3試合で体力を使い切ってしまい本戦を戦い切るパワーが出せないかもしれません。
そこを考えると、ジュニア枠を使えるうちにポイントを獲得し、ベースのランクを確保する事が重要になります。
ITFのルールは、今年だけでも、大きく2度の改正がありました。
その中で、スケジュールの考え方や組み直しが余儀なくされています。
それらを経験し、感じる事は、日本のテニス界は、果たしてこれらの国際ルールについて来れているのだろうかと言う事です。全中やインターハイ、全日本ジュニアもそれに合わせて見直さなければいけないことがたくさんあるはずです。海外の活動から日本を見ていて、それぞの組織が、日本独自の歩み方で世界へつながっていない事から多くの「矛盾」を感じます。まずは、出来る出来ると言われている、国内のナショナルランキングを作り、国内に幾つもあるランキング制度を早く一本化し、それぞれの大会のスケジュール、WCの使い方を考え直す事が必要です。
今、「世界のジュニア」は、プロの世界へつながっています。
全中、インハイ、全日本ジュニアは、「世界のジュニア」につながってはいません。
そして、これら国内主要大会を地域の予選から戦うと、フレンチ、ウインブルドンジュニアへの出場は絶望的に困難な状況になります。
更にその影響は、USオープンジュニアへの出場圏内のランクを維持する事も困難な状況に陥るのです。僕は、そこで起こる悔しい現実を見て来ています。
それぞれの組織の上の立場の方々が、他人事ではなく、自分の事として、現場で同じ悔しい思いを経験してくれたなら改革が進むのかもしれません。
この10年、ITFジュニアで活動している日本人トップジュニアが、アメリカの大学へスカウトされ、進学していくケースが目に付くようになって来ました。
これは、本当に素晴らしい事だと思います。ITFジュニアのポイントを早く取り、海外を経験しながら、自分の大好きなテニスで国際的に将来に向かってい行ける事は、テニスと言うスポーツの恵まれた特性だと思っています。
全てのジュニアに、国際的な可能性があるテニスは、本当に夢があると思うのです。
話がそれてしまいましたが、竜平、今日も元気です。
このところ、英語に目覚めたようで、毎日英語の勉強をしています。
この時期は、やる事なす事、全て将来への可能性です。
無駄な事なんてないと思います。
若いっていいですね~!
ー――今週の遠征―――
ITFプロ15000$メキシコ大会
東竜平(兵庫)
ITFジュニア 韓国G5
吉田壮汰(兵庫)、福家璃音(兵庫)、陣内大輝(兵庫)
―――来週の遠征―――
ITFプロ15000$メキシコ大会
東竜平(兵庫)
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