メキシコ遠征 全日程終了。
ITFプロCancun M15
2週目の本戦1R。
竜平、2番シードのAdam(USA)に1-6,1-6で完敗でした。
スコア以上に内容はありましたが、竜平のショットがしっかり抑え込まれた感じです。
この辺りが、ジュニアとプロの違いなのだと思います。
例えば、世界のトップで活躍している錦織選手とジュニアの竜平のとの違いは、リターン、スライスを含めたディフェンス力に大きく差があると思います。
ジュニアは、1本のいいショットから、走、攻、守が出来てしまいますが、プロは、ディフェンス力がないと、走、攻、守のバランスを保つのは難しいです。
竜平の試合は、そこの戦いになってしまいました。
日本のジュニアは、ボールが弾まないオムニコートが主戦上なので、スライス等のディフェンスは弱気なプレーとして考えられるところがあり、ひたすら攻めるオフェンス主導の練習のように感じます。
海外のハードコート主体のジュニア達は、弾むボールだけではなく、スライスで伸びるボール、弾むボールやスライスを使い相手を左右に動かす、その上でドロップショットやネットプレーがあるオフェンス&ディフェンス、ディフェンス&オフェンスのバランスが取れています。
ディフェンス力が上がると、予測が早くなり、切り返すテクニックが上がります。
そこに今の竜平のショットが加われば、国内で通用するプレーヤーではなく海外で戦える面白いプレーヤーになると思います。
しかし今回、今後の課題が認識出来た事よりも、竜平自身が、このレベルでも十分戦えると手応えを感じた事が最大の収穫です。
USオープンから、疲れも溜まっていましたが、ここまで戦えて良かったと思います。
明日から、マレーシアG3大会への出発です。
ー――今週の遠征―――
ITFプロ15000$メキシコ大会
東竜平(兵庫)
―――来週の遠征―――
ITFジュニアマレーシアG3
稲川大介(愛知)、山口陸人(東京)、加藤智子(兵庫)、長谷川愛依(愛知)
森岡きらら(奈良)、梅田萌果(熊本)
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