台湾遠征 8日目。
ITFジュニア 高雄 J4 予選初日
今日から、予選がスタートしました。
凛花は、本戦からなので、今日も一日調整です。
今、調整しているストロークが、この数日ずい分まとまって来たと思います。
先週は、ストロークで崩れてしまったので、今、楽しそうにストロークが打てているのがいいです。
そして、陸人、無事合流です。
本当は、あと1日余裕が欲しいところですが、日本のジュニアは、学校の行事や地域の試合等、忙しいスケジュールをかいくぐる様にITFにトライしているのが現状です。
その辺は、仕方のない事なのかもしれません。
しかし、サイン前日や当日に会場に入り、日本とは違うサーフェイス、日本製のものとは全然違う飛びのボールで、勝負をしているのは少なからずのハンデとなります。
それらは、陸人の話ではなく、日本人ジュニアテニス全体の課題だと感じています。
例えば高体連。
高体連は、「学校スポーツ「」と表現され、「教育の一環」である要素が大きいと聞きます。
近年の進路は、アメリカの大学への進学が、決して珍しい時代ではなくなりました。
特にテニスを通しての、アメリカの大学へのスカラシップは、大学の進学制度として、大変に優れた制度であると感じています。
テニスだけではなく、大学のレベルとしても、日本のトップクラスである早稲田、慶応大学のレベル以上の大学に、学費免除で進学する事が出来る事は、日本の青少年に大きなチャンスであるとと同時に、小さい頃から、大好きなテニスに打ち込ませてくれた両親への素晴らしい親孝行であるとも思います。
しかし、そのアメリカの大学へのスカラシップ制度に挑戦するには、ITFジュニアに出て、世界ランクを上げる事だけではなく、試合の勝ち負け等を総合的に判断するUTRのポイントを意識する必要があります。
しかし、高校の先生方が、それらアメリカの大学への進学のチャンスやスカラシップ制度を理解していない現状が、日本のテニス界のみならず、教育においても課題を通り越し問題定義のレベルであると感じています。
しかし、相生学院等、強豪校がアメリカの大学への実績を毎年出している高校も、僅かですががあります。しかし、インターハイ強豪校が、ITFジュニアへの活動をいまだに封印している学校すらあるのが信じられない現実です。
高体連の先生方には、ITFジュニアには、ジュニア達の大切な将来への可能性がリンクされている事を理解し、特にアメリカの大学を視野に入れているジュニア達が、窮屈な思いをしている事を、自分たちの事として感じ取ってもらいたいのと、現状のスケジュールが本当に時代に合った必要性があるのか、また、先生自身が国際的な勉強をして頂かなければ、時代に合った進路指導は無理だろうと感じるのです。
ジュニア達には、テニスを一生懸命頑張り、画一化されたものではなく、それぞれが、それぞれの進路を進み、将来、日本の事だけではなく、世界の政治や平和を理解し、勇気ある強い大人になってもらいたと願っています
ITFジュニアには、間違いなく、インターハイでは学べない世界があります。
今回のITFジュニア台湾大会は、学校の先生方が裏方となり、この国際大会を切り盛りされています。
僕は、教育の現場となっている、この台湾ITFジュニア大会をとても尊敬しています。
ー――今週の遠征―――
ITFジュニアマレーシア J5
陣内大輝(兵庫)、長谷川愛依(愛知)、梅田萌果(熊本)、田中伶奈(山口)
ITFジュニア台湾 J5
尾山凜花(兵庫)
―――来週の遠征―――
ITFジュニアマレーシア J5
小副川莉桜(千葉)、田中伶奈(山口)、横田七帆(島根)
ITFジュニア台湾 J4
山口陸人(東京)、尾山凜花(兵庫)
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