J200 Tainan 最終日
光、シングルスQF、ダブルスSFでした。
強烈な台風18号の直撃で、待ちに待たされ、会場変更、ルールもショートセットへ変更と揺れ動く環境の中でのファイトでした。
この台風18号。
台湾南西部に上陸し、暴風雨により道路の浸水、倒木、多くの建物の窓ガラスを破壊し、10万世帯に及ぶ停電、多くの人的被害も出てしまう猛威となりました。
僕たちが滞在していた開催地周辺は、暴風雨までの状況にはありませんでしたが、政府からは台湾全土に、出勤、通学停止の外出制限の決定が出され、大会を開催できる情勢ではない事は感じていました。
実際、僕も、話をしていたコーチたち全員が大会のキャンセルを覚悟していたほどです。
ところが、DirectorのFrank、SVは、金曜日シングルス本戦1Rスタート、土曜日ダブルス1Rスタート、日曜日決勝と言うスーパー決断で、トーナメントを成立させてくれたのです。
光、シングルスQF、ダブルスSF。
この戦績は、彼らの支えなしにはなかったのです。
もちろん、タイトルに届かず残念ですが、結果は結果としてまた次です。
そこよりも、国内が大変な状況下でもあり、判断が相当難しい中で、光や選手達にチャンスを与えてくれたFrank、SV、スタッフ関係者の皆さんに心から感謝です。
※DirectorのFrankは、なんと学校の先生です。
彼は、10年以上もこの大会を支え、ジュニア達に夢とチャンスを与えてて来てくれています。
彼は、本当に素晴らしい教育者で大切な友人です。
―――今週の遠征―――
J200 Tainan
高橋光(神奈川)